「貧乏」という負とその連鎖が発生する理由


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負が次世代に連鎖してしまう理由とは


 「貧乏」という負の要素は、次世代へと連鎖するリスクを持っています。今回はこの理由について考えていきたいと思います。そもそも貧乏とは、お金がなく生活に困窮している状態を言いました。これをここでは負ととらえます。負の連鎖の回避策は、いくつか存在するのですが、それを語る前に、負の連鎖が発生する理由について知っておく必要がありそうです。理由さえわかれば、対応策を練ることがより容易となるはずだからです。
 さて、貧乏であることは、お金がないわけですから、買いたいモノを買えず、受けたいサービスを受けることができないことになります。
 買いたいモノや受けたいサービスの多くは、実は生きていく上で不可欠ではない付加価値的なモノが多くを占めるといえます。しかし、たとえば子供に教育を受けさせようとしても、仮にそれがお金がかかるものであれば、受けさせることができないことになります。
 実際、子供の教育を一般的な意識として充実させるためには、とかくお金がかかるものです。よって貧乏なご家庭の場合、豊かな家庭に比べ、満足な教育体制を与えることが難しくなることでしょう。また、中には、高校や大学へと進学させるお金がなければ、当然のこと、子供の進学さえも諦めなければならない局面があるかもしれません。
 低所得の場合、親が長時間の労働や深夜の労働などを強いられることも少なくないため、子供に対して満足な教育を施す時間が取れない場合があるものです。
 現在ではあまり耳にしなくなった言葉かもしれませんが、昔は「鍵っ子」と呼ばれる子供が多く存在したものです。親が仕事で不在がちのため、子供は首に鍵をさげて通学をせざるを得なかったわけです。
 さて、満足な教育を受けさせることができず、親から多くのことを学べず、しかも高校や大学へと進学することができなかえれば、子供の学力を向上させるタイミングがありません。また、一般家庭において親から学ぶであろう常識的なことさえも、知ることなく成長を続けてしまうリスクすらあることでしょう。
 一般的な常識を知らず、学力がなく、しかも学歴を持たないまま大人となった場合、実社会の対応は実に冷たいものです。まともな職を得ることができず、また、得ることができたとしても低賃金で使われるのがオチだからです。
 この様に貧乏な環境で育った人は、その貧乏という負を継承してしまう事になるわけです。そしてこれこそが、貧乏という負の連鎖です。

負の連鎖を起こさせない方法は存在する


 では貧乏な環境で育つ子供は、必ず負を継承してしまうのでしょうか。実はこれは確率的に高いと言うだけであり、必ず継承するものではなく、また、回避策も複数存在するものです。ですから、ご自分の収入が低く、子供に対して十分な教育サービスを提供することが難しいということのみで、お子さんもまた、負を背負うことになると断定する必要はまったくありません。
実際、非常に貧しいご家庭で育ちながらも、しっかりとした学力をつけながら、現役で東京大学へと進んだ学生もいるものです。また、最近ではあまり耳にしない言葉ですが「苦学生」は現在でもとても多いものです。つまり、低所得者の家庭にそだったからと、すべてが高校や大学へと進学できないかというと、決してそんなことはないわけです。
さて、では実際に貧困にあえぎながらも、我が子にはそんな生活を継承させないためには、どの様な策を講じればよいでしょうか。

負の連鎖に対する実質的な回避策とは


 次に、負の連鎖に対する実質的な回避策について考えを進めていくことにしましょう。実はこの対策は複数存在します。よってそのすべてを複合的に実行していくことで、家庭環境が貧困に喘いでいたとしても、子供を大学まで進学させ、しっかりとした企業へと就職させることは可能となります。
 まず、大前提となるのは子供の学力です。これはお金のあるなしとは別の次元において不可欠な要素といえます。ただし、教育には本来お金がかかるわけであり、ちなみに東京大学へ進学する学生の親の年収は、おおよそ65%程度が年収1000万円のを超えているというデータも存在します。つまり、お金があった方が有利であることは確かです。
 しかしお金がなかったとしても、もし親が真剣に子供に向き合い、ともに基礎学力を高める努力をすることができれば、別段お金をかけなくとも、子供の学力を向上させることはできます。
 学力を無理なく向上させるためのコツとしては、なるべく早期から教育を施すことです。胎教や乳幼児教育、幼児教育などという言葉は、現在では一般化していますが、この頃から、ご両親がなるべく子供に寄り添い、ともに遊ぶ感覚で基礎学力を向上させます。
 小学校就学以前においての自学自習の癖を、お子さんにつけることが、とても重要となります。小学校就学以前に、本を好んで読み進めたり、多くのことに興味を示すことのできる子供に育て上げることができれば、就学後において勉強についていけなくなる確率は、限りなく小さくなるものです。また、就学以前において、親から多くの愛情を注がれた子供は、大きく道を外れることはないものです。
 さて、この様な子供であれば、その後も高い学力を維持することができることでしょう。また、学力さえあれば、高校や大学はお金がなくても進ませることが可能となります。高い学力を有する生徒や学生であれば、奨学金制度やスカラシップを活用することができるからです。
 あとはお子さんがアルバイトをしながら生活費を稼げば、仕送りに依存することなく大学まで進むことが可能となります。つまり、負を継承することはないわけです。

高い学力を持たなかったとしても道はある


 現在では、数多くの奨学金制度を利用することができます。先の例では、優れた生徒や学生に適用されるものでしたが、奨学金制度の中には、親が低所得の場合に利用することができりものも少なくありません。これらを用いることで、子供を高校、大学へと進ませることは可能となります。
 ただしこれらの奨学金は、金利が発生するものも多いことから、子供が働き出した以降、長期に渡る返済は余儀なくされます。この点は覚悟する必要がありますが、それでも、負の連鎖を背負うよりは、生活は楽であるはずです。毎月2万円程度の返済を続けていけば良いからです。
 また、借金の額を最低限にとどめるためには、できれば、高校は公立、大学は国公立へと進学させることが望ましいといえるでしょう。国公立の場合、格安の寮なども完備しているところが少なくありません。生活費は発生しますが、これについてはアルバイトを続けることで十分に生活費を捻出することが可能です。つまり、道はあるわけです。
 親の都合で子供が負を継承してしまうのは、親の立場からしても辛いものです。また、子供も理不尽を強いられることから、ストレスを抱えてしまうリスクがあります。このため、あらかじめお子さんの学力を、お金をかけることなく引き上げる取り組みが必要となるわけです。そしてこれさえできれば、貧困家庭に育ったお子さんであったとしても、立派に社会で活躍できる大人に育てることは、十分に可能であるわけです。

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