資本主義社会について学ぶ


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 本サイトにおいて、年収100万円生活を実現するためには、資本主義における散在モデルに近づくべきではないことについて、各所でふれています。
 では、そもそも資本主義とはどの様なものなのでしょうか。また、日本は今後、どの様な方向へと、舵を取っていくこととなるのでしょうか。
 資本主義や日本の今後を学ぶことで、実は如何に年収100万円生活が理にかなったものであるのかを、ご理解いただけるはずです。それでは早速考えを進めることにしましょう。

資本主義社会における勝ち組とは


 昨今、収入格差が社会問題化してきています。非正規労働者の数が年々増加傾向にあり、安定した収入、ゆとりある収入を得ることができない世帯が増える一方で、正規労働者には、多大な負荷や責任が圧し掛かっています。
 一般に正規労働者を「勝ち組」、非正規労働者を「負け組」とカテゴライズする場合もあるようですが、実は、労働者の双方において、過酷な状況や労働が強いられているのが現実なのです。
 では、真の勝ち組とは、どこに存在するのでしょうか。仮に勝ち組を資産総額で分類するならば、それは一握りの富裕層ということになるでしょうか。
 1億円以上の資産を持つ世帯を富裕層、5億円以上の資産を持つ世帯を超富裕層と定義しますが、日本における総世帯の2%弱がこれに相当します。また、富裕層や超富裕層の合計資産は、全体の約17%に相当します。
 つまり日本の全資産の約17%を、わずか2%の人々が持つ計算です。
 資産総額で「勝ち組」「負け組」を単純に判断するならば、この2%の世帯こそが勝ち組といえそうです。

そもそも資本主義とは何か


 さて、では現状の格差社会を生み出してしまった資本主義とは、そもそもどの様なものなのでしょうか。
 資本主義を辞典などで調べると、そこには「資本の運動が社会のあらゆる基本原理となり、利潤や余剰価値を生む体制」と書かれているはずです。少々難しいので要約すると、お金がまわる事によって潤う社会体制ということができます。
 資本主義の特徴として、自由主義を挙げる事ができます。資本主義社会において、私たちは商品やサービスを生産しこれを販売を自由に行うことができます。また、市場は自由競争によってシェアを得ることも可能であり、法人や個人は、市場原理に基づき、私有財産の拡大をめざすことが可能です。資本主義の根幹には「自由」が存在し、これを具現化する経済体制ともいえるわけです。
 自由というと聞こえは良いのですが、実はこの自由こそが現在の収入格差を広げる要因となっています。自由を目指すということは、弱肉強食による貧富の格差や不平等を生じさせる要因にもなり得るからです。つまり「自由と平等」という理想は実現し得ないのです。
 ちなみにカール・マルクスは資本論の中で「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」として資本主義を定義しています。
 つまり、現在の格差社会は、資本主義の正しい姿であり、この傾向はさらに色を濃くし続ける可能性が高いといえるのです。

平等な社会をめざすことは可能か


 貧富の格差が拡大する現代において、理想の平等な社会を実現することは可能でしょうか。
 実は、平等で公正な社会を目指す思想、運動、体制として社会主義が存在します。社会主義は、名目上、平等をめざす経済体制といえるからです。しかし、経済大国である日本が、今後社会主義を取り入れることなどあり得ません。社会主義国家の場合、平等を前面に掲げる一方で、自由は排除されることになります。
 少々暗い話ではありますが、つまり、自由で平等な社会は存在しないのです。
 また、資本主義社会が成熟し、貧富の格差がさらに進んでいくと、実は資本主義社会自体を蝕む問題が発生することになります。これについては、次に理解を深めていくことにしましょう。

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